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いま、全國の児童養(yǎng)護(hù)施設(shè)で、子どもたちの間に起こる性暴力が問題になっています。 注目されているのが、三重県內(nèi)の児童養(yǎng)護(hù)施設(shè)で7年前に発生した“子ども同士”の性暴力事件。被害にあったのは當(dāng)時7歳の少女。相手は13歳の少年でした。その裁判の過程で、三重県は県內(nèi)の児童養(yǎng)護(hù)施設(shè)などで実態(tài)調(diào)査を行いました。その結(jié)果、2008年からの5年間にのべ144人の子どもが性暴力に関わっていたことが公表されました。 まだ幼い子どもたちが、被害者となり、加害者となってしまう現(xiàn)実。子どもの頃に受けた性暴力は、心を深く傷つけ、その後の人生に、さまざまな後遺癥を殘すこともわかってきています。 しかし、性暴力のただ中にいる子どもたちは、被害を打ち明けることができないことも多いといいます。年齢が幼く、被害にあっていること自體が分からない場合や、分かっていても脅されていたり、恥ずかしい気持ちから、話せないことがあるからです。 明らかになってきた子ども同士の性暴力の問題。被害を受けた子、加害をしてしまった子の聲なき聲に、私たち大人はどう向き合えば良いのでしょうか。