ゴールデン街、荒木町、早稲田、新大久保、新宿二丁目、三丁目―。これらの街を管轄區(qū)域とした新宿東署では、日々多くの事件が起こり、刑事が認知していても動けない“手付かず案件”となっている事件が多くある。そんな新宿東署に、一人の車椅子の刑事が配屬された。彼の名は、鬼塚一路（北大路欣也）。定年間際の最後の事件で、犯人に刺されて両足の機能を失い車椅子生活となった彼は、１年後、新宿東署刑事課の司法係長に再任用された。鬼塚は、新米時代と定年間際の二度、この新宿東署に配屬されている。これにより彼は「昭和」と「平成」ふたつの時代を通して新宿の街の詳細な記憶を持ち、事件を推理する際、「記憶の街」として脳內(nèi)に描き出すことができる。“手付かず案件”により困っている人がいることを知った鬼塚は気になる事件を調(diào)べるようになる???そんな中、刑事志望の遠山咲（上白石萌音）とキャリアの刑事官?神啓太郎（風間俊介）が配屬される。二人が車椅子の鬼塚の足となり、手付かず案件の捜査が始まる！