自己を犠牲にしてまで主君に仕える日本人の被虐的精神構(gòu)造を、江戸時(shí)代から現(xiàn)代までの7つのエピソードで描くオムニバス映畫(huà)。第13回ベルリン映畫(huà)祭で金熊賞を獲得した。物語(yǔ)は現(xiàn)代に生きるサラリーマン?飯倉(cāng)が、ダムの入札をめぐって上役から競(jìng)爭(zhēng)會(huì)社の情報(bào)を盜むように言われ、スパイをしたその戀人が自殺未遂をするところから始まる。映畫(huà)はそこから飯倉(cāng)の先祖にさかのぼり、主君や國(guó)家のために犠牲になって死ぬ飯倉(cāng)家七代の殘酷な歴史を綴っていく。藩主の落度を被っての切腹に始まり、殉死、不義密通の濡れ衣で男根を切られたり、老中に娘を獻(xiàn)上したり、戦爭(zhēng)で死んだりと、異様なエピソードの數(shù)々に日本人の原形が重ね合わされる。